全30回連載:全30話

「おとり物件」に騙されない! ネットの怪しいWEB広告の見分け方
第2の人生スタート編
スマホで部屋探しをしていて、「駅徒歩3分、築浅、築5年、バストイレ別、なんと家賃3万円!」なんて夢のような物件を見つけたらどうしますか?
「うわあ、急いで不動産屋さんに連絡しなきゃ!」と大興奮してしまいますよね。
しかし、ちょっと待ってください。
その物件、もしかしたら実在しない、あるいは契約できない「おとり物件(広告)」かもしれません。
今回は、お部屋探しのネットの世界に潜む罠と、それを見破る探偵のようなテクニックを伝授します。
「おとり物件」ってそもそもなに?
おとり物件とは、ネットで「めちゃくちゃ条件が良い部屋」を載せてお客さんを引き寄せ(おとり)、実際に店舗に来させてから「あ、その部屋はさっき埋まっちゃったんですよ。
代わりにこっちの部屋はどうですか?」と、別のあまり条件の良くない部屋を勧めるという悪質な手口です。
おとり物件には大きく分けて3つのパターンがあります。
1.完全に架空の物件: 存在しない部屋を勝手に作って載せている。
2.すでに売れてしまった物件: 過去に契約が決まったのに、わざとネットに載せっぱなしにしている。
3.大家さんが貸す気がない物件: 実際には貸し出していない。
真面目に探している人にとって、時間も期待も無駄にされてしまう本当に迷惑な存在です。
おとり物件を見破る3つのチェックポイント
悪質な広告に騙されないために、ネットを見る目を養いましょう。
ポイント①:周辺の「相場」と比べて安すぎる
同じエリアの似たような部屋がみんな6万円なのに、その部屋だけ「3万円」だったら、何か裏があります。
事故物件(過去にトラブルがあった部屋)の可能性もありますが、おとり物件である確率も非常に高いです。
ポイント②:物件の「住所」や「マンション名」が書いてない
普通の不動産広告には「〇〇マンション〇号室」のように名前が載っていますが、おとり物件は他社にバレたり現地に直接行かれたりするのを防ぐため、詳細な名前を隠して「藤沢市亀井野 賃貸アパート」のようにぼかして書かれていることが多いです。
ポイント③:「現地集合での内見」を断られる
「その部屋を見たいので、アパートの前で待ち合わせさせてください」と言ったとき、「お店に来て手続きをしてからじゃないと案内できません」と頑なに断る不動産屋は怪しいです。
なぜなら、現地に行ってもその部屋は空いていない(または存在しない)からです。
まとめ:誠実な不動産屋さんを見つけよう
最近は法律の取り締まりも厳しくなり、おとり物件は減ってきていますが、ゼロではありません。
ネットの情報だけを鵜呑みにせず、「現地集合できますか?」と一言聞いてみるのが一番の自衛策です。
次回は、18歳になってできること・できないこと。第5回「18歳(成人)なら一人で契約できる? 親の『保証人』が必要な理由」をお届けします。
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■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠

私は、予想を裏切るご提案(いい意味で)と、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)のパイオニア(先駆者)を目指しています。
1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)
東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。
コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。

●資産管理(相続・信託・後見制度)につきましては、こちらをご参照ください。
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