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10.132026

【コンサルタント飯島誠が本音で語る】60歳から読んでもらいたい「地主・大家の終活」①

藤沢市亀井野周辺で長年アパートを経営されている大家様から、最近このようなご相談をいただくことが増えてきました。

長年、愛情と情熱を注いで管理してきた大切な資産だからこそ、次の世代にもしっかり守ってほしいと思うのは当然のことです。

しかし、お子様側に「引き継ぐ心の準備」ができていないと、思わぬトラブルに発展することもあります。

今回は、サラリーマンのお子様へスムーズにアパートの経営権をバトンタッチするために、今のうちから準備しておきたい「3つのステップ」をお伝えします。

まず、サラリーマンのお子様が一番不安に思っているのは「自分にアパート経営なんてできるのか」という点です。

特に、毎月の家賃収入(売上)ばかりに目が行きがちですが、本当に伝えるべきなのは「手元にいくら残るか(手残り)」です。

これらを差し引いた上で、「毎月、これだけの利益が出る(またはトントンである)」というリアルな収支バランスを、まずは見せてあげてください。

「これなら会社員を続けながらでも、副収入としてプラスになるな」と、お子様がメリットを具体的にイメージできるようになることが第一歩です。

「平日は仕事でトラブル対応なんてできない」というのも、サラリーマン大家さんの大きな障壁です。

しかし、現代の賃貸経営は、大家さんが自ら汗を流して掃除をしたり、家賃の催促に行ったりする必要はありません。

入居者募集から、クレーム対応、退去の手続きまで、実務のほとんどは管理会社に委託することができます。

お子様には、「実務はプロの管理会社に任せられるから、君は最終的な決断(リフォームをするか等)を下すだけでいいんだよ」と伝えてあげてください。

また、今のうちから懇意にしている不動産会社やお世話になっている担当者を、お子様に紹介しておくのも非常に効果的です。「困ったらこの人に聞けばいい」という安心感は、何よりも心強い味方になります。

ステップ3:生前贈与か、相続か。バトンタッチの方法を決める

最後に、法律や税金面での準備です。アパートを引き継ぐ方法には、大きく分けて「元気なうちに譲る(生前贈与)」か「将来譲る(相続)」かがあります。

特に近年は、一括借上げ(サブリース)の契約を結んでいるケースも多いかと思いますが、契約内容によっては名義変更の手続きに時間がかかることもあります。

また、収益物件を特定の子供に引き継がせる場合、他の兄弟姉妹との間で不公平感が生まれないよう、遺言書を遺しておくなどの配慮も欠かせません。このあたりは、税理士や地元の不動産のプロといった専門家を交えながら、少しずつ形にしていくのが確実です。

サラリーマンのお子様へのアパート引き継ぎは、単なる「名義の変更」ではなく、「経営理念のバトンタッチ」です。

お子様に無理をさせず、かつ大切な資産を守るための方法は、物件の状況やご家族の形によって千差万別です。

私たち飯島興産は、ここ藤沢市亀井野で長年、地主様・大家様の喜怒哀楽に寄り添ってまいりました。

「うちの息子の場合はどう切り出せばいいだろう?」と思われたら、ぜひ一度、お茶を飲みに来る感覚でお気軽にお話を聞かせにいらしてください。

大切なアパートの未来を、一緒に考えていきましょう。

■ 賃貸管理、相続など資産管理に関してご興味のある方はコラム一覧を覗いてみてください。


■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠

私は、予想を裏切るご提案(いい意味で)と、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)のパイオニア(先駆者)を目指しています。

1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)

東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。

コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。

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