■ 神奈川県の藤沢市の人口増加が続いています。
2023年10月1日時点で、藤沢市の推計人口は44万3986人となり、前年の同時期と比べて2124人増えた。新型コロナウイルス禍以降、テレワークの普及が郊外シフトを後押しし、湘南エリアは子育て世代を中心に移住の受け皿になっている。
藤沢市によると、昨年2022年の1年間で、出生数と死亡数の差を示す「自然増減」は1,335人の減少。
一方、転入者数と転出者数の差を示す「社会増減」は3,459人の増加。
自然減の落ち込みを上回る大幅な社会増によって人口が増加しました。
今年2023年の9月までの「自然増減」は1,168人の減少。「社会増減」は1,322人の増加となっております。
■ 湘南エリアの人口増加
同じ湘南エリアの茅ケ崎市の人口も増えている。23年1月1日時点の推計人口は24万4359人となり、前年同期比で524人増加した。平塚市の推計人口は25万7649人で、同18人増。
茅ケ崎市の人口も過去の推計では20年の約23万9400人をピークに減少が進むとの予測だったが、増加傾向を維持している。
これまでに明らかになった神奈川県内自治体の2022年人口動態では、横浜市が2434人減、横須賀市が4446人減などだった。その一方で、湘南エリアの自治体では人口の増加が目立つ。
新型コロナ禍以降、湘南エリアでは他地域に比べて子育て世代の転入が加速していることが特徴だ。相模湾を望む自然豊かな環境、手ごろな住宅価格、交通アクセスの良さ、商業施設の集積による利便性などが人気の理由という。
※2023年度9月分まで未集計のため、藤沢市以外の市町村は2023年度分を掲載しておりません。
藤沢市の人口は、2012年に横須賀市を抜いて神奈川県内4番目の規模となり、2021年7月1日には市の将来推計人口の見込みよりも4年早く、44万人(44万244人)を突破した状況です。
藤沢は、海や谷戸など自然環境に恵まれている一方、鉄道や道路が縦横に走り、利便性が良く、また災害に強い、住みやすいまちであると言われている。
■ 2023年は、鵠沼地区・藤沢地区・六会地区・湘南台地区の4地区人口増加
藤沢市内13地区で見た場合、昨年2022年の1年間では「自然増減」と「社会増減」を差し引いた増減数は、片瀬地区・藤沢地区・善行地区・御所見地区の4地区を除く9地区で増加している。
ただし、今年2023年の9月までの「自然増減」と「社会増減」を差し引いた増減数は、鵠沼地区・藤沢地区・六会地区・湘南台地区の4地区以外の9地区において減少している。
人口増加数では、湘南台地区(+627人)、六会地区(+96人)、藤沢地区(+94人)、鵠沼地区(+29人)の順である。
■ 13地区の区域は以下の通りです。
片瀬地区
片瀬1~5丁目,片瀬海岸1~3丁目,片瀬山1~5丁目,片瀬目白山,江の島1~2丁目
鵠沼地区
南藤沢,鵠沼東,鵠沼海岸1~7丁目,鵠沼松が岡1~5丁目,鵠沼桜が岡1~4丁目,鵠沼藤が谷1~4丁目,本鵠沼1~5丁目,鵠沼花沢町,鵠沼橘1~2丁目,鵠沼石上1~3丁目,片瀬,鵠沼の一部
辻堂地区
辻堂1~6丁目,辻堂元町1~6丁目,辻堂太平台1~2丁目,辻堂東海岸1~4丁目,辻堂西海岸1~3丁目
村岡地区
弥勒寺,弥勒寺1~4丁目,宮前,小塚,高谷,渡内,渡内1~5丁目,柄沢,柄沢1~2丁目,村岡東1~4丁目,川名,川名1~2丁目,並木台1~2丁目
藤沢地区
朝日町,藤沢(南),藤沢1~5丁目,本町1~4丁目,鵠沼の一部,鵠沼神明1~5丁目,西富,西富1~2丁目,大鋸,大鋸1~3丁目,藤が岡1~3丁目
明治地区
辻堂神台1~2丁目,辻堂新町1~4丁目,羽鳥1~5丁目,城南1~5丁目
善行地区
藤沢(北),善行1~7丁目,本藤沢1~7丁目,善行団地,立石1~4丁目,花の木,みその台,善行坂1~2丁目,白旗1~4丁目,大庭の一部,稲荷,稲荷1丁目,亀井野の一部,西俣野の一部,石川の一部
湘南大庭地区
大庭の一部,石川の一部,遠藤の一部
六会地区
亀井野の一部,亀井野1~4丁目,今田の一部,円行の一部,円行1丁目の一部,石川の一部,石川1~4丁目,西俣野の一部,天神町1~3丁目,遠藤の一部
湘南台地区
今田の一部,円行の一部,円行1丁目の一部,円行2丁目,石川の一部,桐原町,湘南台1~7丁目,土棚
遠藤地区
石川5~6丁目,石川の一部,遠藤の一部
長後地区
長後,高倉,下土棚
御所見地区
用田,葛原,菖蒲沢,打戻,獺郷,宮原
■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠
私は、予想を裏切るご提案(いい意味で)と、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)のパイオニア(先駆者)を目指しています。
1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)
東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。
コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。
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