借地権買取りから解体予定の建物をリフォーム後、貸古民家として賃貸した事例。
今回ご紹介させていただきます賃貸実例は、リノベーションではなく、解体予定の建物を一部リフォームして貸古民家として賃貸した成功事例です。
ご相談者は、収益物件を当社へ管理委託をいただいているオーナーです。
いくつか所有されている収益物件のうち、貸地として賃借人へ賃貸している物件をその賃借人から借地権の買取りを依頼された物件です。
当初、建物の築年数(昭和45年築)から建物を取壊し、駐車場として利用を検討されていましたが、「古民家として賃貸させてください。」とオーナーへ相談のうえ、水廻り、外壁の腐蝕した部分など最小限のリフォームを行いました。
リフォーム要した費用は、450万円ほどかかりましたが、募集開始から1週間かからず成約ができたうえ、月額賃料が10万円超であり、今年すでにリフォーム費用は改修することができました。
また、建物を取壊し解体した場合の固定資産税・都市計画税は、年間金55万円程。居住用建物を利用した場合は、15万円程。その差、金額40万円であり、5年間で考えても200万円の差が生じていました。
お洒落だと思われませんか?これだけのものを取壊すのはもったいないです。
【変更箇所】
塗装工事 食堂・キッチン改修 浴室・洗面・トイレ改修 和室・洋室改修
現在、空き家が問題となっていますが、ちょっとした工夫で建物が蘇ることもあります。
空き家でお困りの方、是非専門家へご相談ください。
■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠
私は、予想を裏切るご提案(いい意味で)と、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)のパイオニア(先駆者)を目指しています。
1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)
東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。
コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。
●資産管理(相続・信託・後見制度)につきましては、こちらをご参照ください。