
目次
- ■ はじめに
- ■ なぜ「今」なのか?実家を放置する3つのリアルなリスク
- ■ 帰省時にスムーズに切り出す「3つの質問」
- ■ 家族会議で最低限決めておくべき「チェックリスト」
- ■ まとめ
■ はじめに
お盆の帰省。久しぶりの実家で感じた「小さな変化」はありませんか?
お盆休みや夏季休暇は、久しぶりに実家へ帰り、両親や家族と水入らずの時間を過ごせる貴重な機会です。
しかし、数ヶ月ぶり、あるいは1年ぶりに帰る実家で、こんな「小さな変化」に気づくことはありませんか?
「以前に比べて、庭の草木が荒れてきたな」
「家の中にモノが増えて、片付けが行き届いていない気がする」
「親の足腰が弱くなり、階段の昇り降りが大変そうだ」
「まだ親も元気だし、実家の今後について話すのは早いだろう」と思いがちです。
しかし、実は親が元気な「今」だからこそ、実家の未来について話し合う最高のタイミングなのです。
今回は、帰省時にトラブルなく「実家のこれから」を話し合うための切り出し方や、事前に押さえておきたいポイントを解説します。
■ なぜ「今」なのか?実家を放置する3つのリアルなリスク
「いつか考えればいい」と実家の問題を先送りにし、いざ相続が発生してから慌てるケースは後を絶ちません。
実家が空き家になってしまうと、以下のような重いリスクがのしかかります。
① 維持費と「固定資産税」の負担
誰も住んでいなくても、毎年固定資産税や都市計画税がかかります。
さらに、庭木の剪定や通風などの維持管理のために、時間と交通費(管理を外注する場合は管理費)を支払い続けることになります。
② 法改正による「罰則」と税金の跳ね上がり
法律が改正され、管理が不十分な空き家は「特定空家」や「管理不全空家」に指定されるようになりました。
指定されると、土地にかかる固定資産税の優遇措置が解除され、税金が最大3.64倍(藤沢市)になります。
また、2024年4月からは「相続登記の義務化」も始まっており、放置すると10万円以下の過料が科されるリスクもあります。
③ 認知症による「資産の凍結」
万が一、親が認知症を発行し、意思能力がないと判断されると、定期預金の解約だけでなく「実家の売却や賃貸契約」が法律上できなくなります。
施設への入所費用を作るために実家を売りたくても、売れないという売却凍結のリスクが生じるのです。
■ 帰省時にスムーズに切り出す「3つの質問」
親にとって「実家をどうするか」という話は、「自分の死後」を連想させるため、切り出し方を間違えると「縁起でもない」「追い出したいのか」と感情的になってしまうことがあります。
まずは、親の「今の暮らし」や「想い」に寄り添う形で、以下の3つの質問からスタートしてみましょう。
質問①「この家で、最近不便に感じているところはない?」
まずは家の管理や暮らしの愚痴を聞くスタンスです。
「庭の手入れが大変」「2階への移動が億劫」といった本音を引き出すことで、「じゃあ、少し整理を手伝おうか」「リフォームや住み替えも選択肢だね」と、前向きな話に繋げやすくなります。
質問②「私たちが使っていた部屋の荷物、少し片付けようか?」
親の領域ではなく、自分の過去の荷物の整理を提案します。
一緒に片付け(生前整理)をしながら、家の中にある重要書類(権利証や保険証券)の保管場所をそれとなく確認したり、親が「残したいもの・処分していいもの」の価値観を知るきっかけになります。
3. 「もし将来、この家を離れるとしたらどうしたい?」
直球で「死んだらどうする?」ではなく、「もし施設に入ったり、同居することになったら、この家はどうしたい?」という仮定の話として聞きます。
「誰かに貸してほしい」「売却して老後資金にしたい」「地元の〇〇さんに譲りたい」など、親の希望(遺志)をあらかじめ把握しておくことが重要です。
■ 家族会議で最低限決めておくべき「チェックリスト」
親だけでなく、きょうだいがいる場合は全員が集まるお盆休みに方向性を共有しておきましょう。
以下の3点を確認しておくだけでも、将来のトラブルは劇的に減ります。
実家の名義人は誰になっているか?(祖父母の名義のままになっているケースが多いため)
親の財産(預貯金・不動産)はどこに何があるか?
将来、誰が実家を引き継ぐのか(または売却して分けるのか)
■ まとめ
WEB・LINEから24時間いつでも「実家の価値」を調べられます
実家の未来を話し合うとき、強力な判断材料になるのが
「今、この家はいくらで売れるのか(貸せるのか)」
という客観的な価値です。
価格を知ることで、「売却して介護費用に充てる」「賃貸に出してリフォームする」といった具体的なシミュレーションが可能になります。
当社では、夏季休暇中もホームページや公式LINEからの不動産査定・ご相談を24時間体制で受け付けております。
お盆休みにご家族で話し合われた内容をもとに、休み明けに専門スタッフが丁寧にお答えいたします。まずは、お気軽に無料査定・チャット相談をご利用ください。
■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠

私は、予想を裏切るご提案(いい意味で)と、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)のパイオニア(先駆者)を目指しています。
1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)
東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。
コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。

●資産管理(相続・信託・後見制度)につきましては、こちらをご参照ください。
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