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3.92026

2025年の人口動態から見る藤沢市

■ はじめに


日本の高齢化率(65歳以上人口の割合)は2026年以降も上昇を続け、2027年には30%を超え、2040年には約35%(3人に1人)、2070年には約39%(約2.6人に1人)に達する見込みです。

団塊の世代が75歳以上となることで、高齢者比率は世界最高水準で推移していくとの予想です。

■ 藤沢市の高齢者人口


2026年(2月)における藤沢市の高齢化率(65歳以上人口の比率)は24.94%。13地区を見ると、高齢化率の高い地区は湘南大庭地区:33.74%、片瀬地区:29.36%、御所見地区:28.35%となっています。

高齢化率の低い地区は、湘南台地区:19.80%、村岡地区:21.85%、明治地区:22.28%、六会地区:22.43%、藤沢地区:23.32%となっています。

【藤沢市13地区】

【藤沢市高齢者人口】

■ 藤沢市の人口


2026年1月1日時点で、藤沢市の推計人口は44万3,283人となり、前年の同時期と比べて413人減少しました。

この結果は、藤沢市によると、昨年2025年の1年間で、出生数と死亡数の差を示す「自然増減」は1,924人(2024年:1,957人)の減少。一方、転入者数と転出者数の差を示す「社会増減」は1,511人(2024年:1,826人)の増加であり、自然減の落ち込みが社会増を上回ることによって人口が減少しました。

藤沢市は、「都市の利便性」と「自然の豊かさ」が絶妙に調和した非常に住みやすい街です。神奈川県内の「住み続けたい街ランキング」でも常に上位(2025年は7位)に位置し、単身者から子育て世帯まで幅広い層に支持されています。

次のグラフは、藤沢市の過去20年間の人口と世帯数の推移を表したものです。藤沢市の過去20年間(2006年〜2023年頃)の人口と世帯数は、一貫して増加傾向にありました。

人口は2005年の約39.6万人から2023年には約44.4万人へと増加し、世帯数も単身世帯の増加や住宅開発に伴い増え続けておりました。しかし、2023年をピークにここ2年は減少傾向となっています。ただし、世帯数は増加傾向にあります。

次のグラフは、5歳~59歳までの過去5年間の藤沢市全体の人口増減率を表したものです。

5年前の同じ年代の差を表すのではなく、5年前の5歳下の年代差引くことにより、その年代の人たちが5年間で何人移動したのかを表しておりいます。

この増減率によりその地域のどの年代がより多く流入しているかがわかり、どのような部分が気にいられているのかなど具体的に調べることも可能です。

例えば、2020年~2025年の5~9歳の計算は、2020年の0~4歳の人口を2025年5~9歳の人口から差し引いた人口となります。

その計算した数値がマイナスであれば、5年間に流出した人口が多く、反対に計算した数値がプラスであれば、5年間に流入した人口が多いということになります。

藤沢市全体を見ると、各年代において流入人口は増加はしているものの、年々増加数が減少しています。

コロナ禍では、リモートワークの普及、転勤の停止。住みよさの影響を受け、藤沢市では人口が増加してしました。

コロナ禍が終息した2024年においてリモートの解除、転勤の増加などの影響によるものと思われます。

どの地域の繁栄にも大切ですが、子育て世代である30~34歳、35歳~39歳、40歳~44歳の増加により5~9歳、10歳~14歳の小学生期の増加が大切となります。

藤沢市でも例外ではなく、この世代が求めるもの大切になると思われます。

■ 藤沢地区・遠藤地区・六会地区・湘南台地区の4地区が人口増加


藤沢市内13地区で見た場合、昨年2024年の1年間では「自然増減」と「社会増減」を差し引いた増減数は、藤沢地区・遠藤地区・六会地区・湘南台地区の4地区を除く9地区で減少しています。

人口増加数では、藤沢地区(+588人)、遠藤地区(+168人)、六会地区(+99人)・湘南台地区
+95人となります。

以上のとおり、人口増加数(2025年)は、鵠沼地区(+218人)、辻堂地区(+107人)、湘南台地区(+92人)・藤沢地区+52人、遠藤地区+15人であり、その他の地区がマイナスとなります。

※2024年は、藤沢地区(+588人)、遠藤地区(+168人)、六会地区(+99人)・湘南台地区+95人であり、その他の地区がマイナス。

では、そのプラスの地区がそのまま人口の伸びと直結するのか、と言えばそうではありません。

たとえば、鵠沼地区。上記「藤沢市の13地区別人口動態」では、増減数プラス218人です。

この鵠沼地区の「年齢別人口の推移(過去5年間)」を作成しますと、以下のグラフとなります。

2025年の人口動態は、プラス218人(2024年マイナス149人)であるにもかかわらず、2020年~2025年の5年間の推移が過去5年間で一番低い増減率を表しています。

このように、藤沢市の13地区別人口動態では増減が表された場合でも、年代別の推移などを調べてみて初めてその地域がわかってくるものです。

■ 湘南エリアの人口増加


藤沢市の人口は、昨年に続き減少し、同じ湘南エリアの茅ケ崎市、平塚市の人口も減少しております。

茅ヶ崎市の2025年1月1日時点の推計人口は24万5,124人(前年同月:24万5,270人)で、前年同期比で146人減少、

平塚市の2025年1月1日時点の推計人口は25万7,610人(前年同月:25万8,193人)で、前年同期比で583人減少しております。

新型コロナ禍以降、湘南エリアでは相模湾を望む自然豊かな環境、手ごろな住宅価格、交通アクセスの良さ、商業施設の集積による利便性などが人気で他地域に比べて子育て世代の転入が加速していることが特徴でしたが、昨年は藤沢市、茅ヶ崎市、平塚市ともに減少しており、高齢者の死亡率により人口が減少している理由と考えられます。

■ まとめ


2025年1月1日時点での推定人口をもとにお伝えしました。

藤沢市、では人口が減少していますが、人口総数が他市と比べて多く、多少の人口の減少は問題ないはずです。

ただし、自治体の中でも人口が大幅に減少している地区。反対に増加している地区がありますのでどうして減少または増加してるのかを検討し、将来に向けて考えることは必要と思われます。


13地区の区域は以下の通りです。

片瀬地区

片瀬1~5丁目,片瀬海岸1~3丁目,片瀬山1~5丁目,片瀬目白山,江の島1~2丁目

鵠沼地区

南藤沢,鵠沼東,鵠沼海岸1~7丁目,鵠沼松が岡1~5丁目,鵠沼桜が岡1~4丁目,鵠沼藤が谷1~4丁目,本鵠沼1~5丁目,鵠沼花沢町,鵠沼橘1~2丁目,鵠沼石上1~3丁目,片瀬,鵠沼の一部

辻堂地区

辻堂1~6丁目,辻堂元町1~6丁目,辻堂太平台1~2丁目,辻堂東海岸1~4丁目,辻堂西海岸1~3丁目

村岡地区

弥勒寺,弥勒寺1~4丁目,宮前,小塚,高谷,渡内,渡内1~5丁目,柄沢,柄沢1~2丁目,村岡東1~4丁目,川名,川名1~2丁目,並木台1~2丁目

藤沢地区

朝日町,藤沢(南),藤沢1~5丁目,本町1~4丁目,鵠沼の一部,鵠沼神明1~5丁目,西富,西富1~2丁目,大鋸,大鋸1~3丁目,藤が岡1~3丁目

明治地区

辻堂神台1~2丁目,辻堂新町1~4丁目,羽鳥1~5丁目,城南1~5丁目

善行地区

藤沢(北),善行1~7丁目,本藤沢1~7丁目,善行団地,立石1~4丁目,花の木,みその台,善行坂1~2丁目,白旗1~4丁目,大庭の一部,稲荷,稲荷1丁目,亀井野の一部,西俣野の一部,石川の一部

湘南大庭地区

大庭の一部,石川の一部,遠藤の一部

六会地区

亀井野の一部,亀井野1~4丁目,今田の一部,円行の一部,円行1丁目の一部,石川の一部,石川1~4丁目,西俣野の一部,天神町1~3丁目,遠藤の一部

湘南台地区

今田の一部,円行の一部,円行1丁目の一部,円行2丁目,石川の一部,桐原町,湘南台1~7丁目,土棚

遠藤地区

石川5~6丁目,石川の一部,遠藤の一部

長後地区

長後,高倉,下土棚

御所見地区

用田,葛原,菖蒲沢,打戻,獺郷,宮原


■記事の投稿者 飯島興産有限会社 飯島 誠

私は、予想を裏切るご提案(いい意味でと、他者(他社)を圧倒するクオリティ(良質)を約束し、あなたにも私にもハッピー(幸せ)を約束し、サプライズ(驚き)パイオニア(先駆者)を目指しています。

1965年神奈川県藤沢市生まれ。亜細亜大学経営学部卒業。(野球部)
東急リバブル株式会社に入社し、不動産売買仲介業務を経て、その後父の経営する飯島興産有限会社にて賃貸管理から相続対策まで不動産に関する資産管理、売買仲介、賃貸管理を行う。
コラムでは不動産関連の法改正、売買、賃貸、資産管理について、実務経験をもとにわかりやすく発信しています。

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